異世界から忍び寄る異形:恐怖と怪奇・名作集7墓場から帰る:ホラー&SF小説

ちょっと「お子様」向けを意識した装丁。
ストーリーも比較的わかりやすくまとめています。
もちろん大人を装う心はまだ子供な方も楽しめる短篇集です。

恐怖と怪奇名作集(7)

恐怖と怪奇名作集(7)
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マッシーは、息苦しくなって、目をさましたけれど、身動きできません。
それもそのはず、彼は、長さも幅も彼の体とちょうど同じくらいの、容器の中にいるらしいのです。
そういった寸法の容器は、棺しかありません…。

今日知られる遺伝子、DNAが発見される前の世代――恐怖と怪奇の世界のミュータントたち。
彼らははたしてどんな姿形をしているのか?

やつらは噛む:アントニー・バウチャー

タラントはある日砂漠の中で動く「茶色い素早いもの」を見る。
どうやら酒場で話題のカーカー族にまつわる不確かな噂で「噛むもの」らしい。
タラントはそれを利用して悪名高いアベードの家でモーガンを鉈で殺害する。

■墓場から帰る:ロバート・シルヴァーバーグ

マッシーは棺の中で目を覚ます。
自分がなぜこんなところにいるか理解できなかったが、妻・ルイーズの裏切りに思い当たる。
愛する妻、ルイーズは財のないマーシャルと豊かな生活を送るために、マッシーと結婚したのだ。
そしてマッシーに故意に心臓発作を起こさせたのだ。
なんとかして棺から出ようとするマッシーだが…

■闇の海の声:ホジスン

ある日小型スクーナー船にのったウィルは、闇夜にボートにのった男から声をかけられた。
女性を置いてきたので食料が欲しいという。彼は礼を言いに戻ってきた。
遭難者なのに何故か救助を拒む彼は、彼と彼女に起きた恐ろしい出来事について話し始める。

■骨のない人間:ジェラルド・カーシュ

グッドボディは命からがら船にのりこんできた。アメリカに帰りたいという。
彼は行方不明になったといわれているヨ―ウォード教授の助手で、アーフー居住区に調査に訪れていた。
10人の仲間はそれ以前に遭難してしまった。
ヨ―ウォード教授はある日巨大な機械の前で「宇宙の地図」を発見した。そして…

多分カーシュが気になって買った本だと思われます。
「禁じられた惑星」を書いた大物、シルヴァーグも登場。

ぎりぎりSFのかなり怖いホラー。
人間に近いなんともいえず恐ろしい者たちが登場します。
はっきりと認識できない人知を超えた者。最後までそれがなんだったのかも判明しません。
オチがないとますます怖いのが、ホラーの定石
「火星年代記」オチが唯一のオチでしょうか?

私も昔はよく
「火葬場で息を吹き返して、生きながら焼かれたらどうしよう」 :cry:
――なんて、まだ子供なのに「いつか死ぬ日」を思い悩み怖がっていました。
今は「永遠の時を生きる」ほうがよほど怖いな、と思ってます。
もう十分生きすぎたし、生きていることじたいが苦痛なんじゃない?と思う今日この頃。

子供をこんなに怖がらせていいんでしょうか?
イラスト入りで字も大きいので子供向けだと思うのですが、大人でもかなり怖すぎます。

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やまね の紹介

偏った読書遍歴とそのレビュー。 コミックから専門書までなにからなにまで読みます。 書くのも読むのもやめられない。活字中毒をなんとかしてくれ! 乱読&積読仲間募集中!
カテゴリー: SF, ホラー, 小説   パーマリンク

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