ワガママ乙女のバイブル:恋愛の国のアリス:嶽本野ばら:恋愛短篇集

朝日新聞社刊

浜崎あゆみやゆうこりん(「こりん星」の設定はなくなったそうで…)、キムタク主演の大ヒットドラマ等など(その時は)旬の話題を恋愛モチーフにぎゅっと詰め込みーの。

トランプになぞらえた53編のラヴいエッセイありーの。

タロット大アルカナ22ををモチーフにしたショートストーリーありーの。

オリジナル恋愛成就シール(ちょっと『悪趣味』)つきーの。

乙女のカリスマ「野ばら」が恋する貴方に贈る少々歪んだ恋愛哲学(だっちゅーの)。

【送料無料】恋愛の国のアリス

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価格:483円(税込、送料別)

一編一編が短くて読みやすい。しかし、偏った恋愛観にうんざりする面あり。オリジナルシールもちょっと変。表紙もどぎついピンク色。作者が苦手な人は避けた方が無難な作品。ロリータやわがまま娘が嫌いな人も。

とっても人を選ぶ短篇集です。

「私は女のコなので、重たいものが持てません。私は女のコなので、難しいことが考えられません。私は女のコなので、甘いお菓子ばかり食べます。私は女のコなので、綺麗なものにしか興味がありません」(「女帝」より)

「嘘を吐いてもいいよ。ずるいことをしてもいいよ。~~けれども約束をしましょう。どんなに卑劣な手段を用いて戦い、昇り詰めようと、自分にだけは嘘を吐かないと。自分だけは騙さないと。自分の信念だけは何があっても曲げない。これさえ守ればいくら非道なことをしたって後悔する必要はありません」(「世界」より)

どんな恋愛にも当て嵌まる方程式なぞ、存在しない。マニュアルが通用しないからこそ、恋愛は美しいのだから。

まぁ、そうなんだけどね。

まったくそうなんだけどね。

が、一部分では共感しても、実際こういう「乙女」がまわりにいたらできるだけ遠回りして歩きたいし。

「そりゃそうだ」とは思っても「刷り込まれた倫理観」がじゃましたり。
「これをやったら『自分で自分がキライになりそうだ』」な部分もあったり。

「ワガママに奔放に生きたい」と望みながら
「それをやっちゃいかんだろう?人として」な部分とのせめぎあい。

「乙女道」はかくも難しいものなのですね…

ちなみにこの「恋愛成就シール」で恋が成就したら「カレシ」が少々可哀想なような…
そんな禍々しい「毒スパイス」が効いたシールです。

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やまね の紹介

偏った読書遍歴とそのレビュー。 コミックから専門書までなにからなにまで読みます。 書くのも読むのもやめられない。活字中毒をなんとかしてくれ! 乱読&積読仲間募集中!
カテゴリー: 小説, 恋愛   パーマリンク

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